ここで紹介する情報は、あくまでも、岩下家の経験です。現在の情報が異なっていても、当方では責任を負いません。
どうか、ご自身でお調べになって、お子様に、より良い進路を見つけるお手伝いをしてあげて下さい。

2015年8月30日日曜日

浦高・一女を目指したわけではない

川口の高校受験 体験を語る母 岩下春江です。


前回の記事は、なぜこんなにたくさんの学校を見に行ったのか。

続く・・・というわけでした。


特に、主人が諦めず、最後の最後まで調べ続けました。

なぜ、そんなにも、しぶとく調べ続けたのか。


強い願いがありました。


どんな願いかというと、







我が子が我が子らしく、

持てる能力を最大限に発揮してほしい。






これに尽きます。





こんなブログを書いているのだから、

偏差値が上位の浦高や一女に入れようとしたな、

と思っていましたか?




浦高や一女が、我が子に合っていると思ったなら、

そうしたでしょう。




でも、今まで9年間の義務教育を受けさせた中で、

能力を最大限に発揮させた、

とは思えなかったのです。





能力の中には、「勉強」の要素が8割以上入ります。

勉強の面で、もし、持てる能力を最大限に発揮できていたら、

「勉強って面白い」と思えた時があったはずです。





算数が分かって面白い。

英語を読めて、分かって面白い。

それらは、点数に反映されます。

結果、定期テストの点数が上がって嬉しい。





我が子の場合、

そんな様子が見られたのは、

中3で家庭教師の先生に教わってからでした。






私は、家庭教師や塾の講師をしたことがあります。


何人もの子ども達と

一緒に勉強した中で、分かったこと。

それは、子どもは、分からない時は、

どこが分からないかも、分からない状態だということ。

だから、誰にも言わない。

言えない。



分からなくなる前に、

「先生」と呼ばれる人が、

いかにちゃんと教えて身に付けさせておくかが、

勝負です。




子どもの自己申告を待たず、

「分からない」ことに気付いている先生であるかどうか、

先生の力量しだいです。




そして、勉強が面白い、と

思える子達を生み出すのも、

先生の力量しだいです。





世の中、勉強だけじゃない、と仰る方もいるでしょう。

でも、十代では、勉強をして、

理解することは絶対必要だと、

この年になって、感じます。





合同説明会や、学校説明会で、

高校の先生方の話を聞いても、

納得できます。




これからの、世の中をつくっていく

ひとりである我が子が、

十代のうちに、持てる能力を発揮して、

将来やるべき使命を、見つけなければ、

未来に期待できないでしょう。




そこまでの道筋をつけてやるのが、

親の使命、と感じた私たち夫婦なのでした。

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2015年8月29日土曜日

「たくさん見たら、混乱するから見ない方がいいよ」という忠告

川口の高校受験 体験を語る母 岩下春江です。


我が家は、最終的に、

合同説明会5回 

学校訪問のべ22校 

集めたパンフレット100校以上と、

かなり多くの情報を集めました。




ある日、親戚に言われました。




「たくさん見たら、本人が混乱するよ。

もう見ない方がいいんじゃない?」




親切にアドバイスしてくれました。


多分、9月くらいのことだったと思います。



それまでに、すでに何校も見ており、

親戚から見たら、これ以上見る必要がない、

と感じたのだと思います。



それでも、我が家では9月以降も見学する

学校の計画は練られていました。




実は、私自身が、すでに情報過多となっており、

どの学校が、どういう状況か、

すべてを把握しきれていなかったのも事実です。

(夫よ、ごめんなさい・・・<m(__)m>)




ですから、合同説明会や学校訪問ではメモ必須。

そして、帰ってからのアウトプットが

どうしても必要だったのです。




そんなこともあり、親戚のアドバイスは正しい、

と思いました。




でも、主人はどうしても諦めませんでした。




「本人が」、ではなく、「主人が」 です。




本人は、高校の情報も気になるけれど、

いかに勉強を頑張るか、の方へ力を注いでいるので、

学校見学は、勉強の息抜きみたいなものだったかもしれません。



そして、実は、本人も、どの学校が

自分にとって一番いいのか、

混乱していたのかもしれません。




でも、言いませんでした。

いや、言えなかったのでしょうね。今思うと(^_^;)




なぜ、主人は、何校も調べたのでしょうか。

我が子に、どうなって欲しいと思って、

学校を調べつくしたのでしょうか。


続きます。

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2015年8月20日木曜日

ネット情報は信じられないか? 口コミは信じられるのか?

川口の高校受験 体験を語る母 岩下春江です。


我が家は、情報を得るのに、インターネットを活用していました。


まずは、学校公開日などの日程を調べること。


通学手段、交通費、入試要項の請求など、

とにかく、ネットありき、でした。



その中で、学校の「口コミ」サイトものぞいていました。

卒業生などが、学校について、投稿するものです。

なるほど!と思うものが多く、よく見ていました。

(我が家が参考にしたサイトなど→)



ある教育関連のアンケートで、

一番信用できなかった情報は何か?という問いに対し、



ネットの情報、




とあったのを見たことがあります。




口コミサイトの中には、


・明らかに、学校関係者が投稿しているだろうと思われるもの、

・学校生活が楽しくなくて、恨みを込めて投稿しているもの、

・楽しくなかったのは、投稿者の考え方が偏っている、と思われるもの、



など、少し気を付けるべき投稿が見られました。

どうして、そんなことに気付いたかというと、

実際に見た学校と比べていたからです。



先生の様子、生徒さんの様子、教育方針など、

まず、学校を見ておいてから、口コミを見て、

「その通り」「違う」と判断しました。




反対に、私はネットの口コミより、

ひとづての口コミの方が、当てにならなかった気がします。



だいたい、高校受験の話をできるのは、親しい人なので、

信頼しています。

ところが、今になって思えば、親しいがゆえに信頼しすぎて、

取りこぼした情報がありました。


情報に振り回されてもいけないし、

でも、情報がなければ不安になるし、

難しい所ですね。


我が家の対策は、

「ひとりで判断しない」という事だったかもしれません。


口コミも必ず夫婦で「信頼できるか否か」話していました。

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2015年8月7日金曜日

埼玉の入試制度を分かった上で出願

川口の高校受験 体験を語る母です。

前回、「埼玉ブース」の不思議を書きました→。


なぜ、埼玉ブースがあって、埼玉担当者がいるのか。

知りたいですよね?


でも、高校の先生方は、「内密に」という前提で

話してくれたと思うんです。

失敗談もたくさん話してくれました。

こんなことまで、私たちに話しちゃって

大丈夫なのかな?ということまで。


そんな心配があるので、

今は、先生方の生のお話はネット上に載せないことにします。





なので、我が家がどういう風に、受験の手続きをしたか、

書くことにします。



これは、東京の私立を受ける場合(単願)です。


受ける学校を決めたら、この評定で入れるのか、

埼玉担当の先生と話を詰めます。

「入れます」と言われたら、

願書を親が取り寄せます。

中学校に書いてもらう書類を、親が担任に渡します。

担任からその書類を受け取ったら、

願書その他を親子で記入し、高校へ届けます。




この間、高校の埼玉担当の先生と

何度か電話のやり取りを親がしました。




中学校にも電話したり訪問してくれたりしたようです。




我が子のためか、

埼玉担当者の使命なのか、

学校を売り込むためなのか、

すべてなのか、



それは、分かりませんが、とても親切な対応でした。



これは、私立単願だったからでしょうか?

学校によっても違いがあるようですが、

いかがでしょう?




高校の先生からよく言われた言葉が、



「埼玉は親がすべてやらなくちゃいけないからね」





我が家の事例でも、親が関わっていることが分かると思います。

学校によると思いますが、

あくまでも、岩下家の事例として、参考にして下さい。


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2015年8月6日木曜日

「埼玉ブース」は特別だった!?

川口の高校受験 体験を語る母 岩下春江です。


東京の私立の相談に行くと、必ず、

「埼玉ブースに埼玉担当者がいますので、そちらで話をしてください」

と言われることが多いです。

埼玉担当者の名刺を頂く事もありました。


ある担当者は、


「我が校には、埼玉から受験する人で、

私を通さず、受験できる人はいません」

と言い切った方も。



それだけ、埼玉に対して、東京の私立は特別視しているようです。

埼玉から受験する人がいない学校は、

そもそも埼玉ブースも埼玉担当者もいません。

そういう学校は、通えない距離にあることが多いです。




ある時、

「埼玉ブースがあるんだから、

千葉や神奈川とかもあるんですか?」と

あまりにも子どもチックな質問をしたことがあります。



親だって高校受験の初心者ですから。


担当の先生は親切に教えてくれましたけどね。


答えは、





千葉も神奈川も東京も一緒です。

違うのは埼玉だけです!





びっくりしましたね~!!


千葉ブースも、神奈川ブースもないんですね~

神奈川に2才年上のいとこがいるので、

情報を得るため、色々話を聞いていました。

でも、なんだかピンと来ない。

それは、埼玉の高校入試のしくみが

他県と違うからだったのです。




募集要項も、分かれています。

黄色が「東京都・神奈川県生用」
白が「埼玉県生用」

この、埼玉県生用は、受験者が埼玉県民だと分かってから渡されました。

埼玉はどうして、他県と違うんでしょうか?

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2015年8月3日月曜日

始業時刻と同じく終業時刻も 要確認!

川口の高校受験 体験を語る母 岩下春江です。


始業時刻より前に、実は授業がある、と前回書きました。

終業時刻も要注意です!


特に、女の子は遅い時間に帰宅というのは

とても心配ではないですか?


授業前の補講ががあれば、

授業後の補講もあるのが

多くの学校の実情でした。



「校内予備校」を併設している学校もありました。

この学校は、電車の便は今まで見た中で一番良かったんです。

乗り換え1回だし、駅を降りて3分ほど。

人通りが多い場所にあるから

セキュリティーはしっかりしている、

という話の中で、



夜は危ないので、校門を2回しか

開けないようにしていますとのこと。



校門を2回開ける時間は、普通の下校時刻のほかに

19:30と21:00。

確かに不審者が入らず、安全です。

でも、下校時刻に帰らず、校内予備校で勉強したら、

19:30まで、最低学校にいなければならない。

それを逃したら、21:00まで!

いくら、電車の便が良くても、家に着くのは、22:00過ぎです。

その生活は、身体を壊す、ということで、

諦めました。

それ以降は、必ず下校時刻を確認しました。

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始業時刻から家を出る時刻を逆算する

川口の高校受験 体験を語る母 岩下春江です。

前回は、距離が近ければ通いやすいかといえばそうでもない、

という記事でした。


その中で、北区の都電で通う学校が、

朝5時に出なければならない計算になったという話です。


だいたい、始業時刻は、8時から8:30が多かったです。

その時間帯に間に合うように行くのなら、

平均的な時刻に出れば大丈夫なのです。


ところが、話を聞いてみると、「ゼロ時限」を設けている学校が多く、

始業前に補習や自主学習を取り入れているのです。


自由参加、と強調している割に、

「これに出ると学力が飛躍的に伸びます」

と、暗に強制的なニュアンスがうかがえるところもありました。


1年次はなくても、2,3年次には「ゼロ時限」を取る生徒が多い、

と聞くと、それを前提に考えなければなりません。


その「ゼロ時限」は、7:30頃始まることが多いのです。


さて、北区で都電に乗って、朝7:30に余裕で学校に着くには

いったい、何時に家を出ればいいのでしょう?

そうして計算すると、我が家の場合、

5時少し過ぎだったのです。

4時頃起きなければならず、親子ともども、

通い切れるか自信がありませんでした。


「ゼロ時限」もですが、部活の朝練もそうですね。

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2015年8月2日日曜日

近いから通いやすいとは言い切れない【交通手段にご注意】

川口の高校受験体験を語る母 岩下春江です。

やっと、先日高校に入ったと思っていたのに、

もう、大学見学に行きました。

今日の学校は、車で3時間ほどかかりました。

実際通う場合は、電車を乗り継いで、バス通学のようです。


今年は学校見学はないと思っていたのに、
もう行くことになってしまった・・・

高校を見学している時も、

色々な交通手段があるな~と感心しました。

どこまで通えるか計算したところ、夫は、

八王子まで可能、とはじき出しました。

東浦和から武蔵野線で西国分寺。

中央線に乗り換えます。



八王子の学校はだいたい駅からバス通が多いようです。

バスは、路線バスだったり、学校のバスだったり色々あるようです。

そして、始業時刻が9時だったりするので、

都内の学校に通うのと同じ時刻に出ても間に合う計算でした。

あくまでも、計算です(^_^;)


電車で通いやすくても、

駅からバスがなくて、駅に自転車を置かなければならない、

という学校もありました。

3年間通うことを考えると私は心配でした。



我が家にとって、意外に、近くて遠かったのが、

都電を使う学校でした。

京浜東北線で王子乗り換えですが、

速度が遅いため、時間がかかる。

王子から近ければ問題ないですが、

見学に行った学校は、少し離れていました。

都電だけでかなり疲れました。

おまけに、定期代が八王子より高かったのです。

都電の駅の場所にもよりますので、どうか、ご確認ください。


夫は常に、始業時刻を気にしていましたが、

今だったら、分かります。

始業時刻から逆算して、

何時に家を出ればいいか予想できるからです。

八王子の学校は、7時に出れば間に合う計算で、

都電の学校は、5時少し過ぎに出なければ

間に合わないということが分かりました。

北区で朝5時に出るって不思議ですよね。

それは次回。

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