前回の記事は、なぜこんなにたくさんの学校を見に行ったのか。
続く・・・というわけでした。
特に、主人が諦めず、最後の最後まで調べ続けました。
なぜ、そんなにも、しぶとく調べ続けたのか。
強い願いがありました。
どんな願いかというと、
我が子が我が子らしく、
持てる能力を最大限に発揮してほしい。
これに尽きます。
こんなブログを書いているのだから、
偏差値が上位の浦高や一女に入れようとしたな、
と思っていましたか?
浦高や一女が、我が子に合っていると思ったなら、
そうしたでしょう。
でも、今まで9年間の義務教育を受けさせた中で、
能力を最大限に発揮させた、
とは思えなかったのです。
能力の中には、「勉強」の要素が8割以上入ります。
勉強の面で、もし、持てる能力を最大限に発揮できていたら、
「勉強って面白い」と思えた時があったはずです。
算数が分かって面白い。
英語を読めて、分かって面白い。
それらは、点数に反映されます。
結果、定期テストの点数が上がって嬉しい。
我が子の場合、
そんな様子が見られたのは、
中3で家庭教師の先生に教わってからでした。
私は、家庭教師や塾の講師をしたことがあります。
何人もの子ども達と
一緒に勉強した中で、分かったこと。
それは、子どもは、分からない時は、
どこが分からないかも、分からない状態だということ。
だから、誰にも言わない。
言えない。
分からなくなる前に、
「先生」と呼ばれる人が、
いかにちゃんと教えて身に付けさせておくかが、
勝負です。
子どもの自己申告を待たず、
「分からない」ことに気付いている先生であるかどうか、
先生の力量しだいです。
そして、勉強が面白い、と
思える子達を生み出すのも、
先生の力量しだいです。
世の中、勉強だけじゃない、と仰る方もいるでしょう。
でも、十代では、勉強をして、
理解することは絶対必要だと、
この年になって、感じます。
合同説明会や、学校説明会で、
高校の先生方の話を聞いても、
納得できます。
これからの、世の中をつくっていく
ひとりである我が子が、
十代のうちに、持てる能力を発揮して、
将来やるべき使命を、見つけなければ、
未来に期待できないでしょう。
そこまでの道筋をつけてやるのが、
親の使命、と感じた私たち夫婦なのでした。
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